グローバルに拡大中の格安航空会社が業務効率化、コスト削減そしてビジネス変革のために「Oracle ERP Cloud」を採用
AirAsia(https://www.airasia.com/booking/home/en/gb)は、クラウドERP市場を牽引する「Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloud(https://cloud.oracle.com/erp-cloud)」を採用し、財務/管理会計オペレーションの一元化と合理化を実現すると発表しました。これにより「テクノロジーを駆使した旅行会社としてアジアをリードする」というAirAsiaのビジョンに基づいた成長戦略計画を支えることになります。
AirAsia GroupのCEO、トニー・フェルナンデス(Tony Fernandes)氏は次のように述べています。「2001年に事業創設以来、AirAsiaはASEAN各国のビジネスを結びつけてきました。この18年間、空路ネットワークを拡大し、アジア太平洋地域に新規路線を開設することでお客様の利便とビジネスの発展に貢献することに邁進し、実現してきました。そして、Air Asiaは築き上げた高いブランド力を武器に、次のステージに向かって単なる航空会社ではなく、それ以上のイノベーターに変革しようとしています。テクノロジーを駆使した総合トラベル企業としてこの地域でリードすることを目指しており、そのイノベーション戦略に重要なものはデータ活用と定め、アジア各国を結びつける企業になることを目標に定めました」
オラクルのCEO、マーク・ハード(Mark Hurd)は次のように述べています。「AirAsiaはイノベーションの最前線にいます。テクノロジーがいかにコストを最適化し、カスタマー・エクスペリエンスを向上できるかを推進する好例です。『Oracle ERP Cloud』が、AirAsiaの継続的な成長の基盤を提供し、ASEAN地域におけるトラベル業界のリーダーシップ強化に貢献するでしょう」
AirAsia GroupのCFO、パトラ・ブーサラウォンセ(Pattra Boosarawongse)氏は次のように述べています。「あらゆるビジネスを成功に結びつけるのはアジャイルな財務/管理会計オペレーションであり、重要な意思決定に必要な会計データをリアルタイムに利活用できる必要があります。アジア、オーストラリア、中東、米国の25もの拠点で航空事業を展開する当社のオペレーションはとても複雑です。財務部門は、異なる通貨間でデータを調整し、異なる国のサプライヤーと取引を行う必要があります。『Oracle ERP Cloud』により、グループ全体の財務/管理会計オペレーションの合理化、標準化、自動化を推進することで、財務/管理会計部門は日常的なオペレーションから解放され、ビジネスの成長に向けた分析などの業務に集中することができます」
世界各地の多種多様な業界における6,000以上の企業グループが、企業情報が統合され、イノベーティブでかつセキュアな財務/管理会計プラットフォームを実現する「Oracle ERP Cloud」を採用しました*。「Oracle ERP Cloud」の活用により、あらゆる規模の企業が人工知能、デジタル・アシスタント、自然言語処理、ブロックチェーン、IoTなどの最新のイノベーションがもたらす恩恵を迅速かつ容易に享受でき、生産性向上、コスト削減、管理改善を図ることができます。
* オラクル調べ
業界に即した勘定科目表とエンタープライズ構造モデリング:AirAsiaにおいて従来バラバラだった各業務部門が「Oracle ERP Cloud」で統合されることで、より円滑な業務間オペレーションと意思決定スピードの向上を実現できます。また、先進企業のベストプラクティスが提供されるクラウド・ソリューションを利用できること、さらに同業界において導入支援実績を有するパートナーのTransSysの知見が、財務および調達業務全体のビジネスプロセス標準化を支援します。
すべての業務とオペレーティングシステムの統合:「Oracle ERP Cloud」により、AirAsiaは、既存のビジネス・システムと容易に統合することができ、財務および調達業務のすべての情報を単一のデータベースから取り出すことができます。
オペレーティング・コスト管理:「Oracle Enterprise Performance Management (EPM) Cloud」は、AirAsiaのグローバルに展開する拠点間の会計データの調整を効率的に行うことができます。AirAsiaは財務報告、管理レポート、規制対応レポートなどの定義、編集、レビュー、発行を「Oracle EPM Cloud」で行えるようになります。
路線毎の収益性を計算・分析する強力なデータ・モデル:「Oracle ERP Cloud」と「Oracle EPM Cloud」を活用することで、事業収益/利益の集計と分析/シミュレーション、レポート作成をサポートし、AirAsiaの意思決定の向上による利益伸長をサポートします。
AirAsiaについて
世界有数の格安航空会社であるAirAsiaは、アジア太平洋地域全体の140カ所以上を結ぶ広範なネットワーク・サービスを提供しています。事業を開始した2001年以来、AirAsiaは5億人以上の旅客を輸送し、航空機の数をたった2機から200機以上へと拡大してきました。ASEAN(東南アジア諸国連合)の航空会社としてのステータスを誇り、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンだけでなく、インド、日本でも事業を展開し、アジア、オーストラリア、中東、米国へと拡大したネットワークにサービスを提供しています。2009年から2018年にかけて、AirAsiaは毎年のSkytrax World Airline Awardsの「World’s Best Low-Cost Airline(世界最高格安航空会社)」に10回連続で選出されています。また、2018 World Travel Awardsにおいても「World’s Leading Low-Cost Airline(世界をリードする格安航空会社)」に6回連続で選出され、「World’s Leading Low-Cost Airline Cabin Crew(世界をリードする格安航空会社搭乗員)」も2年連続で獲得しています。
オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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